できること
input0(color image)とinput1(background image)のピクセルの差分からblobを検知します.
GPU実装されたOpenCVが使用されています.
使い所
- インタラクションのある展示で定点カメラから人の位置を取得したい
- スポーツで生カメラから選手の動きを把握したい
場合などに有効です.
パラメタ
主な設定は
- Blob Track > Mono Source: 輝度,RGB情報など基準にするグレースケール画像を選ぶ
- Blob Track > Blob Bound Color: Blobの表示色を選ぶ.デフォルトだと白なのでわかりやすい色に変更すると良いです.
- Blob Track > Minimum Blob Size: Blobサイズの下限値を設定します.
- Blob Track > Maximum Blob Size: Blobサイズの上限値を設定します.この設定で目的の大きさをチューニングしてノイズを除去すると良いです.
このあたりで使い所に必要な設定はできると思います.
実際に座標を取得する場合はinfo DATかinfo CHOPを使用します.デモではinfo DATに検出したblobの情報を表示し,そのu,v(横,縦のポジション)をインスタンシングのパラメタに割り当てることでBlob Track TOPとは別に赤い円をblobの位置に描画しています.
デモ
サンプルファイル
全てのサンプルファイル(リンクページのClone or Downloadボタンをクリックし,お好きな方法で使用してください):
https://github.com/5c0tt411en/TD_All_Operator_Example
ファイル名: BlobTrackTOP.toe
公式リファレンス
https://docs.derivative.ca/Blob_Track_TOP