第5回: 投影装置の考古学

目次


Zoatrope講評

まずはZoatropeの講評をします.
何を扱ったのか,その理由や難易度などを聞ければと思います.


投影の仕組みを応用した作品

Light Space Modulator (1930) Laszlo Moholy Nagy


Cyspe (1959) Nicolas Schöffer


Slide Movie (2015) Gebhard Sengmüller


DEMI-PAS (2005) Julien Maire


Shadowland (2013) 五島一浩


The Tenth Sentiment / 10番目の感傷(点・線・面) (2010) クワクボリョウタ


投影装置を作る

  • 光源
  • 運動
  • 物体
  • スクリーン

の4要素を考える必要があります.


運動

運動は今回フィギアなどのディスプレイ用に使用される低速回転台に任せてみます.
回転速度は2 or 4 or 6 [RPM]です.
左右どちらに回転するかは選べます.
また,途中で逆回転になるモードもあります.


光源

光源は今回もArduino UNOを使用します.

以下のコードをArduinoに流し込んでみましょう.
2[RPM]で時間軸が一周するようなイメージです.

int PIN = 11;

void setup() {
  pinMode(PIN, OUTPUT);
}

void loop() {
  analogWrite(PIN, 100);
}

analogWrite関数はパルス幅を少しずつ0-255で変化させていきます.


物体

物体は今回既製品や,セロハンテープなどのものを見立てて映像として作っていきます.


スクリーン

今回スクリーンは壁面です.
実際にやってみましょう.




課題

授業内課題

映像装置装置をスマホで動画撮影しアップロードしなさい.

締切: 2022年11月8日16:00
提出先: Google Classroom

来週までの課題

今日やったことでで作品を作り,スマホで動画撮影しアップロードしなさい.

締切: 2022年11月14日23:59
提出先: Google Classroom